松あき子の部屋

私が観た日本の伝統芸能・工芸品などを書きとめます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

今年も、ありがとうございます!

明日は大晦日。そんなに寒くないので過ごし易いお正月になるのでしょうか。私も今日は地元の神様へお礼参りに伺いました。今年は本当にいい年でした。大きな出会いがいくつかあって、自分自身の蓋を外すことができました。そのきっかけを与えてくれたのが、…

義太夫三味線発表会へ向けて 二

気が付けば師走も走る走る、早二週間を過ぎようとしています。急に寒くなりましたね。義太夫発表会へ向けて、先月より補習が開始されました。錦糸師匠はご自身の舞台を勤められた後、私達の指導にあたって下さいます。師匠が本気で私達を教えて下さるので、…

義太夫三味線発表会へ向けて 一

もうすっかり寒くなりました。霜月も半分を過ぎて来年のことなどが話題にあがるようになりました。今年は紅葉が美しいですね。職場の紅葉が驚くほどに深い紅一色に染まりました。赤い色ってこんなにも印象的だったのかと、見上げる度に言葉を失っています。…

日本の四季、いろいろ

あっという間に日が短くなりました。仕事を終えるともう暗くなっていて肌寒い。そりゃあそうですね、もう神無月ですよ。金木犀のいい香りがして、のんびり出てきたのか、しんがりを勤める蝉の声がこないだまで聞こえていましたが、さすがにもう聞かれません…

襲名披露 染弥改メ 三代目林家 菊丸

秋晴れの美しい9月27日、三代目林家菊丸さんの襲名披露大阪公演が行われました。開場前のロビーは贈られたお花やのぼり旗で彩られて大変賑やか、お客の熱気もすでに高まっていました。口上には笑福亭仁鶴師匠、桂文枝師匠や米團治さん、林家染丸師匠方々…

山河によせて

先日、敬愛する都若丸座長の舞台を拝見しました。座長の舞踊の曲に五木ひろしさんの「山河」があります。これが本当に素晴らしいので書き留めておきます。(以前、呉服座で一度拝見をした事があって、また見たいなあと思っていたので、飛び上がりそうな程嬉…

踊る、ということ

人はなぜ踊るのか?私は3歳頃からクラシックバレエを習っていましたので、自我が芽生えた頃には週に3日4日お稽古へ行くのが当たり前の毎日でした。なぜバレエを習っているのかなんて考えた事もありません、気が付けばやっていましたから。今はもう辞めて…

TTR能プロジェクト2014公演 〜善知鳥(うとう)〜

「TTR能プロジェクト」をご存知でしょうか?囃子方の成田達志さん(小鼓方)と山本哲也さん(大鼓方)が結成されたユニットで、お能を広く気軽に楽しめるようにプロデュース活動をされています。“門閥や所属地域を超えた実力主義による”キャスティングや魅力…

日本の四季、いろいろ  

気が付けばもうツクツクボウシが鳴き始めて、空もすっかり高くて、夏祭りも終わり。。賑やかな葉月も終盤、なんとなく寂しさを感じる頃になりました。明日は二十四節気の処暑を迎えます。この暑さが夏の名残、まだ「あっちい〜」っと言える間は季節が進むの…

三味線のお稽古

久しぶりに本格的な台風の到来でしたね。仕事も臨時休業となりましたので、家で落語などを聞いておりました。林家染丸師匠の「豊竹屋」で大笑いです。浄瑠璃のお稽古をしている男の話なんですけど、少し前の大阪には実際あんな人が沢山いて、そこかしこで各…

夏の涼 女殺油地獄

小雨の中、地元のお祭りが始まって賑やかな和太鼓演奏やお囃子を遠くに聞きながら帰宅する、そんな時期になりました。夏もぼやっとしてたら終わりそう。私は盆踊りに参加するのが好きで、ぶらっと踊りに加わります。知らない土地の民謡に合わせて輪に加わる…

芭蕉布展

職場近くで平良敏子さんの芭蕉布展が開催されており行って参りました。名前は知っていましたが実物を拝見するのは初めて。なんとも素朴で優しい雰囲気の反物がずらっと並んでいました。手に取ることはできませんでしたが、着ると風が抜けて涼しいのだそうで…

大阪 呉服座の文月は都若丸劇団

7月に入ってもうあっという間に半月です。台風が来たり、真夏日があったり、めまぐるしいですね。私もすっかりブログ更新を忘れておりましたが、先月末に初体験した都若丸劇団にすっかりハマってしまいまして、ええ、姉さん方や友人と一緒に芝居小屋に通っ…

日本の四季、いろいろ  

もうあっという間に文月、7月ですね!1週間もしたら二十四節気の小暑です。ぼちぼち梅雨明けのニュースが聞かれる時期になりました。所で、季節を表す言葉に七十二候があります。一年を24等分して自然を表すのが二十四節気、さらに細かく約5日おきに表…

大衆演劇 都若丸劇団を初観劇

恋のからくり 夢芝居〜♪ 大衆演劇と聞くとこの曲が頭に流れます。女形の艶やかな流し目、文楽のうしろ振りを思わせるような切ない背中。。そんな想像を抱きながら初めて、大阪新世界 通天閣のほんそばにある芝居小屋 朝日劇場へ向かいました。都若丸劇団の水…

薪能にて、大きな宇宙を遊ぶ

今月頭に平安神宮にて京都薪能が行われました。京都検定や学芸員の資格を持つ京都通の友人に誘われ、足を運んできました。と言っても私は大阪で7時まで仕事、必死に駆けつけても8時半頃の到着。しかし曲が「石橋(しゃっきょう)」でしたので行くことにし…

日本の四季、いろいろ  

梅雨の合間のお天気で、今日、父の日はよく晴れましたね。雨が降ったり、晴れてもじめっとしていたり少し鬱陶しい季節ですけど、時々行く公園の池にはモリアオガエルの卵が出現していて、「いつもきちんとこの時期にやってきて、偉いなあ」なんて思っていま…

最後の独演会 〜染弥 菊丸襲名への道 vol.2〜

この9月、大阪上方落語界に115年ぶりに大きな名跡が戻ってきます。三代目 林家菊丸の誕生です。襲名されるのは林家染弥さん、染丸師匠の6番目のお弟子さんです。そして私の最も好きな噺家さんです。私が染弥さんを聴き始めたのは2008年からですので、ま…

太棹の響を楽しむ

梅雨入りですね。近畿でもその発表と同時に雨が降り出しました。先日までの猛暑が嘘の様に、少し肌寒い梅雨の始まりです。 昨年、第一回が開催された「太棹の響」が、今年も御霊神社で開催されます!これは文楽座の三味線 鶴澤藤蔵さんの主催で、素浄瑠璃や…

初めまして(テスト投稿)

こんにちは 松あき子です。 気ままにブログを書きたいと思います。 この投稿は練習用です。